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「博」の漢字は、右肩に点がつくか、つかないか

バラバラに見える知識でも、その「ルール」を見抜き、「ルール」とつなげていくと、覚えやすくなります。方法は2つあります。1つ目が、最初に「ルール」を覚えてしまい、その「ルール」とそれぞれの知識をあとからつなげていくという方法です。2つ目が、バラバラの知識をある程度覚えたあとで、「じつはね……」とそのルールを知る、あるいは、自分で「ルール」を発見するという方法です。これで、バラバラの知識が「ルール」とつながって、一気に覚えやすくなります。具体例を挙げましょう。たとえば、漢字で「博」「専」というものがあります。「博」の右半分と、「専」は、とてもよく似ています。ただし、片方には右眉に「点」(こがあり、もう片方にはありません。そのため、「『点』があるか、ないか」で混同しやすくなります。このような漢字グループにはほかに、「薄、縛、簿、敷、恵、穂」があります。それぞれ、どれには有利に「点」を打ち、どれには打たないのか、覚えにくくはありませんか?これには次のルールがあります。「音読みが「八行」「八行」だと点を打つ」つまり、「薄(はく)」「縛(ばく)」「簿(ぼ)」「敷(ふ)」は「点」を打ち、「恵(けい)」「穂(すい)」は「点」を打たないというわけです。さらに、「ハ」の右半分は『点』(似ていませんか?そのイメージとつなげて、「『ハ』と読むときには、『点』を打つんだな」とするともっと覚えやすくなります。ちなみに、この中で「穂(すい)」はかなり覚えにくいと思います。というのも、この漢字には「穂(は)」という訓読みがあり、それが「八行」だからです。そこで、「稲穂」の「穂」の場合は、さらに漢字のつくりをバラバラにします。そして、「『穂』は、『禾(のぎへん)』に『恵(めぐみ)』で『穀物の恵み』の意味。「恵」は『点』を打たないから、『穂』も『点』はなし」と覚えればいいのです。