イオン化ということに戻しましょう。すでに気づかれた方もいらっしゃると思いますが、イオン化された粒子は、この細胞のイオンチャンネルを通過することができるということですから、生体の内外から作用が可能で、あらゆる隙間から入り込むことができます。つまり皮膚からの浸透も可能だということです。皮膚上部を覆っている角質層間の隙間は200〜250nm(ナノメートル)で、角質層の積層の隙間は10〜20nmです。これに対してイオン化粒子は0.2nmですから、その50分の1〜100分の1、理論的にはいとも簡単にすり抜けられるサイズです(イオン粒子が50〜100個程度集まったコロイダル粒子でも角質層に入り込むことはできます)。さらに、基底層にはまだ核をもった細胞があり、そのイオンチャンネルからは選択的に人体に必要なイオン粒子が吸収されることになります。バリアゾーンは、侵入して困る物質に対して、選択的に吸収を拒否すると理解されるものですが、それは皮膚において作用するだけでなく、組織そのものにも作用するからです。
(関連)
アンチエイジングのトピック
アンチエイジングの人気の秘密
アンチエイジングの近況